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【Tableau】外部サイトへのダッシュボード埋め込み~ログインなしで閲覧可能にする方法~

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本記事では、Tableauで活用できる「外部サイトへのダッシュボード埋め込み」の方法について、具体的な設定方法や注意事項についてわかりやすく解説します。 ダッシュボードをログイン無しで一般ユーザーにもみられるようにする方法を模索している方は必見です。

こんにちは、Sharing Innovations Tableauチームです!
今回はダッシュボードを外部サイトに埋め込む方法についてまとめました。

TableauOnlineの限界

今回のプロジェクトではBtoCのダッシュボードを作成して、
ログインなしで一般ユーザーにも見られるようにしなければいけなかったのですが、
残念ながらTableau Onlineにはそれを実現できる設定がありませんでした…。

そこでやり方を模索した結果、
TableauPublicにワークブックをパブリッシュし、そのURLを使用して公開するという方法に辿り着きました!
どのように実装したのか?どこに気を付けるべきなのか?を記述していきたいと思います(^^)/

実装方法

手順1

TableauDesktopでパブリッシュしたいワークブックを開き、TableauPublicにログインします。

手順2

名前を付け、TableauPublicへパブリッシュします。

手順3

必要に応じて設定を変更します。
ここで設定を変えないとデータソースなどをダウンロードできてしまうようになるので要注意!

プロフィールに表示しないようにすると以下のような表記になり、他のアカウントからはダッシュボードが見られないようになります。

手順4

URLをコピーして、表示させたい先に埋め込みます。
(今回はSalesforceのExperienceCloudにダッシュボードを埋めこみました。)

注意事項

注意事項①

  • Tableau Publicにあげると、全世界の人が見られるようになります。 そのため、他の人に知られてはならない情報が入っているダッシュボードをパブリッシュするのには向いていません。

注意事項②

  • 設定を間違えるとデータソースなどをダウンロードできてしまうようになります。 手順の③にもあるように、ダウンロードを許可した状態にすると他の人がダウンロードできてしまうので設定には注意が必要です。

注意事項③

  • Tableau onlineと違って、データの自動更新をスケジュールすることができません。 そのため、更新時には都度手動でTableau Desktop上のデータを更新し、Tableau Public上のダッシュボードを上書き保存する必要があります。

最後に

TableauPublicは、自分で作成したダッシュボードをパブリッシュする以外にも様々な活用方法があります。
私は定期的にお気に入りのクリエイターの方が作成されたダッシュボードを見にいったり、
新しいプロジェクトのダッシュボード案を作成する際に参考にしたりと日常的にTableauPublicを使用しています!

世界中のクリエイターが作成したダッシュボードにアクセスしたり、
ダウンロードして実際に触ってみたりできるので非常に便利なツールになっています。

皆さんも1度見にいってみてはいかがでしょうか?

Sharing Innovations では tableau の運用支援を行っています。
興味のある方はお問い合わせください。