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【Account Engagement】Winter'25リリースを環境で確認!

2024年11月12日

  • #Account Engagement
  • #Salesforce定期リリース

本記事では、Salesforce定期リリースWinter'25のAccount Engagement変更点を実際の環境で確認していきます。 Winter'25で新しく追加された機能の設定方法や活用方法に興味がある方は必見です。

こんにちは、Sharing InnovationsMAチームです!
今回は 2024年10月11日 ~ 10月12日 にアップデートされたAccount Engagement Winter’25について実際の環境で何が変わったのかをまとめていきます。

リリースノートまとめはこちらの記事をご確認ください。

①重複プロスペクトの検索

Account Engagementではメールアドレスで重複が検出されるようになりました。重複プロスペクトが一目で確認できるのでとても便利になりましたね!では、実際に画面で確認していきましょう!

Account Engagement設定 > Optimizer

Optimizerページ下部 メンテナンスリソース > 重複プロスペクトをレビュー にてメールアドレスが同一のプロスペクトを確認することができます。

Optimizerページ下部

重複プロスペクトをレビュー 画面

<各用語の意味>

  • メール:重複しているメールアドレス
  • 総プロスペクト数:このメールアドレスを持つプロスペクト総数(ごみ箱内のプロスペクトも含む)
  • ごみ箱数:ごみ箱に入っているプロスペクト総数
  • アクション:
    • プロスペクトをレビュー:重複しているプロスペクトの内、ごみ箱に入っていないプロスペクトを確認
    • ごみ箱内のプロスペクトをレビュー:重複しているプロスペクトの内、ごみ箱に入っているプロスペクトを確認
  • プロスペクトをレビュー 画面

    ごみ箱内のプロスペクトをレビュー 画面

    ごみ箱内に重複プロスペクトがいる場合は、そのプロスペクトを復元or永久削除の判断をした後、マージを行う方が良さそうですね!

    マージの方法は通常と変わらず、対象プロスペクトにチェックを入れ、「マージ」を選択し、どの値を保持するか選択していきます。

    プロスペクトのマージ

    ②システムメールに掲載されるプロスペクトリンクをLightningアプリのものへ更新

    こちらの機能は手動でアップデートが必要で、自動で更新されるわけではないので要注意です!
    ですが、簡単な手順ででアップデート可能です。さっそく環境で確認していきましょう!

    Account Engagement設定 > Optimizer を開くと「メールリンクドメインを更新」というポップアップが出ています。
    こちらの「更新」ボタンを押下 > 次に出てくるポップアップで「有効化」を押下
    以上でアップデート完了です!

    Account Engagement設定 > Optimizer 画面

    アップデートが完了すると、フォーム通知などのシステムメールに記載されるプロスペクトURLがこのように変わります。

    アップデート前:Classic画面のURL


    アップデート後:Lightning画面のURL

    とても便利になる機能なのでぜひアップデートしておきましょう✨

    ③プロスペクトの永久削除リクエストを一時停止、再開、またはキャンセルの方法

    プロスペクトの永久削除後、キューに登録されている間に一時停止、キャンセルができるようになりました。

    Account Engagement設定 > Optimizer ページ下部のメンテナンスリソース > テーブルアクションマネージャー

    Optimizerページ下部

    テーブルアクションマネージャー 画面

    永久削除~削除が実行されるまでの間は、この「テーブルアクションマネージャー」で確認することができます。
    アクションからキャンセル、一時停止が可能です。
    一時停止期間は7日間で、その間に再開しないとこのアクションはキャンセル(永久削除されない)になりますのでご注意を!

    ④メール・フォームを CMS ワークスペースにコピーできるようになった

    コンテンツタブを開くと「アセットをSalesforce CMS ワークスペースにコピー」というポップアップが出ています。

    コンテンツ 画面

    「設定に移動」を押下し、有効化すると、、、

    有効化後 画面

    このようにレイアウトが少し変わり、CMSワークスペースにコピーができるようになります。
    しかし、この機能は Marketing Cloud Growth という製品(日本では未リリース)での利用を想定されている機能のため、Marketing Cloud Account Engagementでは完全には機能いたしません。
    混乱を防ぐためにも有効化しなくても良いのではないかと思います。

    見慣れた環境に新しい機能が追加されていると、ワクワクしますね⭐
    今後のアップデートにも期待です!

    Sharing Innovations では Account Engagement の運用支援を行っています。
    興味のある方はお問い合わせください。

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