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【Account Engagement】Spring'25リリースノートまとめ
2025年1月29日
- #Account Engagement
- #Salesforce
- #Salesforce定期リリース
本記事では、2025年 1月10日~2月14日(日本では2/14 ~ 2/16頃)にリリース予定の Spring'25について、Account Engagementの変更点についてわかりやすくまとめています。
Account Engagementを活用されている方、アップデートの内容に興味がある方は必見です。
こんにちは、Sharing Innovations MAチームです!
今回はSpring’25 について、 Account Engagement の変更点をまとめていこうと思います。
既存環境・設定への影響あり
①「現在のメール環境」を使用した Lightning メールの作成・編集が廃止になった
Account Engagement での Lightning メール(拡張メール)が Winter’25 からサポート終了します。
廃止対象は、メールコンテンツタブの「現在のメール環境」での作成・編集機能のみです。
送信等は引き続き可能で、「新しいメール環境」での作成・編集であれば今後も使用できます。
完全に廃止された後も「現在のメール環境」で作成済みのコンテンツは引き続き送信可能ですが、作成・編集する場合は従来のメール( Account Engagement メールタブの機能)や「新しいメール環境」への移行が必要です。
もしも、「現在のメール環境」のメールを「新しいメール環境」で編集する場合、元の差し込み項目や HML 条件付き差し込み項目(IF文)が適用されなくなる可能性があるため、この点はご注意ください。
全般的な機能強化
①リストメールレポートと Optimizer にて送信失敗情報の詳細が確認できるようになった
リストメールレポートにて、無効なメールアドレスや禁止されたメールアドレスなど、送信失敗の理由が確認できるようになります。
また、メール送信に失敗した場合、Account Engagement Optimizer の「Failed Email Sends」テーブルでも失敗したメールの詳細(送信者、会社、失敗理由など)を確認できます。
送信失敗情報を一覧で確認できるのはうれしい機能強化ですね😊
②Einstein 生成 AI が日本語対応可能になった
Einstein 生成 AI によるコンテンツ作成が、フランス語、ドイツ語、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語に対応できるようになります。
今までは日本語対応していなかったので、あまり使用することはありませんでしたが、今後はぜひ Einstein 生成 AI を活用していきたいですね!
Einstein 生成 AI を活用したコンテンツ作成とは
Advanced 以上のエディションで使用できる生成 AI 機能で、フォーム、ランディングページ、メールの件名/本文の作成をサポートする機能です。
コンテンツ作成/編集時に表示されるEinstein アシスタントウィンドウに、作成するコンテンツの内容を入力すると内容に沿って草案を作成してくれます。
他ツールとの連携強化
①Data Cloud で Account Engagement データストリームを自動作成できるようになった
Data Cloud 関連の新機能です。
「Account Engagement CRM Data」データバンドルを使用して、Data Cloudにデータストリームを自動的に作成できるようになります。
これにより、ランディングページ、リストメール、マーケティングフォームのデータストリームを手動で作成する必要がなくなるので便利です✨
他ツールとの連携強化としては、上記以外にも Marketing Cloud Growth / Advanced の使用に役立つ機能拡張がありました。
まだ日本では展開されていないツールのため、今後に期待したいですね!
Account Engagement の Spring’25 リリースはいかがでしたか?
特に「Lightning メールの廃止」は企業様によっては影響が大きい部分ですので要確認です!
今後も MAチームでは Account Engagement に関する情報を発信してまいります。
次回もお楽しみに💫
Sharing Innovations では Account Engagement の運用支援を行っています。
興味のある方はお問い合わせください。
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