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【Account Engagement】Email in Lightning "新しいメール環境" 利用時の注意点

2025年7月22日

  • #Account Engagement
  • #Salesforce
  • #Tips

本記事では、Account Engagementの機能「Email in Lightning」の”新しいメール環境”利用時に注意すべきことをわかりやすくまとめています。 Email in Lightningの活用を検討されている方は必見です。

こんにちは、Sharing Innovations MAチームです!
今回はSpring’24 リリースで使用可能になったEmail in Lightning “新しいメール環境” でのメール作成時の注意点についてまとめていきます。

“新しいメール環境” では新しくリスト(箇条書き)や区切り線のコンポーネントが追加され、よりデザイン性の高いメールが作成できるようになりましたが、 “現在のメール環境” やAccount Engagementメールと比べるとできないことも。。

下記に注意してより良いメールを作成していきましょう!

①差し込み項目に使用できる項目

Account EngagementメールではすべてのAccount Engagement項目が使用可能です。
Email in Lightning “現在のメール環境”では Salesforce項目とマッピングすることですべてのAccount Engagement項目が使用可能になります。

ですが、Email in Lightning “新しいメール環境” では現在は予め用意されている項目(Salesforce項目:デフォルト項目やAccount Engagement関連の項目等)以外は使用できない状況です。
そのため、予め用意されている項目以外の項目を差し込み項目として使用したい場合は、 “現在のメール環境” でメール作成する必要があります。

②HML 条件付き差し込み項目(IF文)の使用

“新しいメール環境” では、Handlebars 構文({{値}})を含めることができないため、Handlebars 構文を使用するIF文は使用できない状況です。
そのため、IF文を使用したい場合は、 “現在のメール環境” でメール作成する必要があります。

③カスタムプリファレンスページの選択

Email in Lightning では、差し込み項目でカスタムプリファレンスページを指定することができません。
また、1 つだけ表示されている「メールプリファレンスセンター」を挿入すると、デフォルトのメールプリファレンスページが表示される動作となります。

これは、 “現在のメール環境” も同じ挙動のため、プリファレンスページを指定したい場合は下記どちらかでの運用となります。

  • カスタムプリファレンスページの URL を本文に記載し、プリファレンスページもしくは登録解除ページの差し込み項目も記載する。
  • Account Engagementメールを使用する。
  • ④送信実績のあるメールコンテンツの削除

    メール送信の実績があり、関連タブにメール送信レコードが記録されているメールコンテンツは削除ができないようになっています。
    (送信実績のないメールコンテンツは削除可能です。)

    以上が、 “新しいメール環境” を利用するうえでの注意点です。
    ドラッグアンドドロップで簡単にデザイン性の高いメールが作成できますが、注意点もあるので、作成したいメールに合わせて使い分けていきましょう!
    これからのアップデートに期待ですね✨

    Sharing Innovatios では Account Engagement の運用支援を行っています。
    興味のある方はお問い合わせください。