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【Marketing Cloud Engagement】Winter'26リリースノートまとめ
2026年1月27日
- #Marketing Cloud Engagement
- #Salesforce
- #Salesforce定期リリース
本記事では、2025年 11月1日にリリースされた Winter'26 について、Marketing Cloud Engagement の変更点をわかりやすくまとめています。
Marketing Cloud Engagement を活用されている方、アップデートの内容に興味がある方は必見です。
こんにちは、Sharing Innovations MAチームです!
今回は Winter’26 について、 Marketing Cloud Engagement の変更点をまとめていこうと思います。
Marketing Cloud Next for Engagement:プラットフォーム統合の深化
「Marketing Cloud Next for Engagement」の導入により、Engagementのナビゲーションバーにある「次へ(Next)」ボタンから、Salesforceの次世代機能へシームレスにアクセス可能になります。
①Agentforce(ジャーニー決定エージェント)
顧客のプロファイルデータとジャーニーの目標に基づき、AIが最適なジャーニーを自動選択し、パーソナライズされたコンテンツを生成します。これにより、手動でのジャーニー構築工数を大幅に削減できます。
②Flow Builderとの直接連携
Engagementから直接Flow Builderにアクセスし、ジャーニーのイベント(エントリー、終了、目標達成)をフローのトリガーとして設定できるようになります。
また、フロー側の「ジャーニーに送信」アクションにより、Sales/Service/Data Cloudなどのデータソースから直接ジャーニーへエントリーさせ、複数のジャーニーをコードなしで連結できます。
③キャンペーンの一元管理
ジャーニーをSalesforceキャンペーンと連携させることで、エンゲージメント指標がキャンペーンデータに自動集計され、プラットフォーム上での一元的な分析が可能になります。
④Digital Walletによる利用状況の可視化
メッセージ消費単位が従来のスーパーメッセージから「Salesforceメッセージクレジット」に移行します。 デジタルウォレット上で、日別・チャネル別・ビジネスユニット別の消費量を詳細に追跡・分析できるようになります。
Journey Builder:運用の透明性と効率化
ジャーニーのナビゲーションとデータ管理において、管理者の負担を軽減する強化が行われました。
①履歴データの完全ダウンロード
従来は画面表示分のみでしたが、過去30日以内のフィルター条件に一致するすべてのイベントデータが取得可能になりました。 特定のActivityIDによる検索もサポートされます。
②ダッシュボードの視認性向上
ハイスループット送信(HTS)やSalesforceアクティビティが設定されたジャーニーを一目で識別できるアイコンが追加されました。 また、連絡先を最後に処理した日時を示す「最終活動日」列が追加されました。
③ハイスループット送信(HTS)のデフォルト設定
ビジネスユニット内のすべての新しいジャーニーに対して、HTSオプションをデフォルトで有効に設定できるようになりました。
④誤操作の防止
ジャーニー停止時の「有効期限」のデフォルト値が削除され、意図しない一時停止を防ぐための明示的な選択が必須となりました。
⑤Salesforceデータエントリの精度向上
項目の前後の値を比較して変更を検出する「更新」演算子の精度が向上し、適切なタイミングでのエントリが可能になります。
※Spring‘26 の展開時期に順次利用可能になります。事前に検証が必要な場合にはサポートにお問い合わせ下さい。
⑥カスタムアクティビティのトラブルシューティング改善
ジャーニーキャンバスでカスタム活動の読み込みに失敗した際、読み込みに失敗したURLエンドポイントが表示されるようになります。
⑦MMS メッセージ対応
テキストに加え、画像、GIF、音声、動画の送信をサポートします(※現時点での宛先は米国・カナダのみ)。
WhatsApp & メッセージング:高度なエンゲージメント
WhatsAppを中心とした顧客インタラクションにおいて、より戦略的なコミュニケーションが可能になります。
①期間限定オファーの送信
有効期限を設定できる対話型メッセージテンプレートを導入し、緊急性と希少性を活用して販売を促進できます。
②ブロックアウト期間の設定
特定の時間帯(深夜など)を配信停止時間として定義でき、顧客の現地時間を尊重したコンプライアンスに準拠した運用が可能です。
③表現力の強化
ブランド独自の.webp形式の「ステッカー」送信や、ビジネスの所在地情報を共有するインタラクティブなロケーション共有に対応しました。
Automation Studio & データ管理の安定化
データの安全性とクエリのパフォーマンスを最適化する機能が拡充されました。
①消去済みデータの復元機能
Contact Builderのごみ箱に「Cleared Data(消去済みデータ)」フォルダが追加されました。 データエクステンションの「レコードの消去」ボタンで削除されたデータは30日間保持され、新しいデータエクステンションに復元可能です。
※復元できるのは、「レコードの消去」ボタンを使用して「すべてのレコードを一括削除」した場合のみです。
②SQL Query Activity Optimizer
各クエリのパフォーマンスリスクスコアと改善のための推奨事項を表示し、実行時間の短縮を支援します。
③オートメーションデータの保持期間延長
主要なデータビューの保持期間が31日から最大6ヶ月に延長され、長期的なトレンド分析が可能になります。
④詳細な監査履歴
詳細監査履歴(有償機能)にて、誰がオートメーションのアクティビティ(クエリ、ファイル転送など)を作成・変更・削除したかのログを追跡できるようになりました。
⑤オートメーショントリガーの強制停止ボタン
「停止」ボタンを使用して、キューに入っているすべての実行を一括クリアできます。これにより、 前のオートメーションが完全に停止する前に新しいオートメーションの実行が開始されることがなくなり、システムの安定性とデータの整合性が向上します。
管理機能・共通アップデート
①Trailblazer IDとの統合
ログイン情報がTrailblazer IDと統合され、他製品との切り替えやサポートケースの確認が一元化されます。
②Einstein エンゲージメントスコアリングの柔軟性
組織またはビジネスユニット単位での有効化・無効化の操作に加え、Web変換の追跡タイミングを制御できるようになりました。
Marketing Cloud Engagement の Winter’26 リリースについて、気になる機能はございましたか?
今回のアップデートは Marketing Cloud Next 関連のものも多く、設定をAIと自動化機能に任せることでより戦略立案に集中できるようになりそうです。
新機能も活用しながら、よりよい顧客体験を追求していきましょう!
今後も MA チームでは Marketing Cloud に関する情報を発信してまいりますので、次回もお楽しみに💫
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