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【Account Engagement】「テキスト領域」型の改行が保持できる!メールの作成方法
2025年5月1日

- #Account Engagement
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本記事では、Salesforce Account Engagement(旧Pardot)で活用できる「テキスト領域型項目の改行」について、具体的な設定方法をわかりやすく解説します。 差し込み項目でテキスト領域型の項目を使用したいのに、改行が反映されない!とお困りの方は必見です。
こんにちは!Sharing InnovationsMAチームです!
「テキスト領域」型の項目を差し込み項目で使用したことはありますか?
他の項目と同じようにそのまま使用すると改行が反映されず、困ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんなお悩みが解決できる方法を紹介します!
①「テキスト領域」型の項目用意
今回は下記の「フリーテキスト」という項目を用意しました。
種別が「テキスト領域」であればデフォルト項目、カスタム項目どちらでも構いません。

②値の入力
改行を含めた値を入力します。
今回は下位行の位置を分かりやすいように「~~~」としておきます。

③差し込み項目を設定
まずは差し込み項目を普段通りに設定し、テスト配信してみます。

すると、下記のように、プロスペクト項目では改行が反映されていた部分がメール上では反映されなくなっています。

では、ここから設定して改行が反映されるようにしていきます!
「エディター」タブから「HTML」タブに遷移します。
改行を入れたい「テキスト領域」の差し込み項目部分に下記のように追記します。

上記の状態に下記の記述を追加
<pre style="font-family: sans-serif;">{{差し込み項目}}</pre>

<pre> : 改行を保持
style : スタイルの指定
font-family : 使用するフォントの指定
sans-serif : サンセリフフォントを指定
<pre>タグで改行を保持する指定をします。
また、<pre>タグはデフォルトで等幅フォントが使われるため、他のフォントと合わせるためスタイルの指定を追加しています。
こちらを設定し、テスト送信すると、、、

改行が保持された状態で送信されました!
いかがでしたでしょうか?
よりパーソナライズされたメールが作成できるようになりますね⭐
Sharing Innovations では Account Engagement の運用支援を行っています。
興味のある方はお問い合わせください。