Topics

【Account Engagement】Summer'25リリースノートまとめ

2025年6月17日

  • #Account Engagement
  • #Salesforce
  • #Salesforce定期リリース

本記事では、2025年 6月15日にリリースされた Summer'25 について、Account Engagement の変更点をわかりやすくまとめています。
Account Engagementを活用されている方、アップデートの内容に興味がある方は必見です。

こんにちは、Sharing Innovations MAチームです!
今回は Summer’25 について、 Account Engagement の変更点をまとめていこうと思います。

全般

まずは Account Engagement の全般的な機能強化についてです。

①不要な Optimizer 設定警告を非表示にできるようになった

自社のビジネスまたはマーケティング戦略に適用されない不要な Optimizer 設定の警告を閉じることで、クリティカルな問題に集中しやすくなります!
非表示設定にした警告を復元することも可能なので、自社のその時の状況に合わせて必要な警告のみ表示するようにしましょう✨

②失敗したメール送信レポートが使用できるようになった

失敗したメール送信レポートで、欠落コンテンツ、無効なメールアドレスまたは送信者ドメインなどの失敗理由と、タイムスタンプおよび関連する見込み客を確認できるようになります。
適宜レポートを確認して、メール到達率を高められるように気を付けたいですね👀

③過剰なビジターレコードの自動削除が可能になった

従来、アクティビティ量が多すぎるボットのようなプロスペクトはアクティビティ追跡が一時停止され、復元するためにはビジターレコードの手動削除を行う必要がありました。
しかし、本リリースによって過剰なビジターレコードの自動削除が可能になり、以下のようなことができるようになります!

  • ボットのような見込み客が一時停止される前に、その見込み客から過剰な訪問者レコードを自動的に削除
  • 過剰な訪問者レコードを自動的に削除して、現在一時停止中の見込み客を復元
  • また、ボットのような見込み客からビジターレコードを手動で削除して、さらに詳細に制御する機能も追加されるようです。
    アクティビティ量が多いプロスペクトの管理に役立ちそうですね😊

    他ツールとの連携強化

    ここからは 他ツールとの連携が強化されたリリース内容についてご紹介します。

    ①Data Cloud のカスタム URL エンゲージデータを活用できるようになった

    こちらは Data Cloud 関連の新機能です。
    Data Cloud のカスタム URL エンゲージメントデータを使用できるようになり、こちらを基にしたセグメントも可能になります。
    また、ビジネスユニットごとに最大 100 個の動的リストで Data Cloud セグメントメンバーを使用できるようになります。
    以前は、25 個のリストに制限されていたので大幅な上限アップで嬉しいですね🤝

    ②WhatsApp と Account Engagement を連携できるようになった

    こちらは WhatsApp (コミュニケーションアプリ) 関連の新機能です。
    WhatsApp ビジネスアカウントを Account Engagement に接続することで、WhatsApp マーケティングチャネルを Account Engagement で使用できるようになります!

    Account Engagement の Summer’25 リリースについて、気になる機能はございましたか?
    今後も MA チームでは Account Engagement に関する情報を発信してまいりますので、次回もお楽しみに💫

    Sharing Innovations では Account Engagement の運用支援を行っています。
    興味のある方はお問い合わせください。